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肩こりでお悩みの方へ―症状・原因、整骨院での施術について説明

  • 執筆者の写真: 柾行 神田
    柾行 神田
  • 4月24日
  • 読了時間: 5分

「長時間のデスクワークで首・肩が重だるい…」「肩こりがひどくなると頭痛まで起こってしまう…」そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

肩こりは、日常生活のちょっとした姿勢のクセやストレスが積み重なることで悪化しやすい症状です。本記事では、肩こりの原因や整骨院での施術、自宅でできるセルフケア、さらに類似症状との違いについて詳しく解説します。


肩こりに悩む女性


肩こりとは?症状と原因を解説

◼︎肩こりの主な症状

肩こりは、肩や首まわりの筋肉が緊張して血行不良を起こし、痛みやだるさ、こわばりを感じる状態を指します。具体的には、以下のような症状が多く見られます。

  • 首から肩、肩甲骨まわりに重だるい痛みがある

  • 肩の筋肉が固くなって、こりやハリを感じる

  • 頭痛や目の疲れ、吐き気を伴うこともある

  • 腕を上げにくい、動かすとツッパリ感がある


◼︎肩こりの原因

  1. 姿勢不良(猫背・巻き肩) 長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用で、首や肩を前に突き出した姿勢が続くと筋肉が硬くなりやすくなります。

  2. 筋力不足・柔軟性の低下 体幹や背中、肩甲骨まわりの筋肉が弱い、あるいは硬い状態だと、頭や腕を支える負担が肩に集中してしまいます。

  3. ストレスや疲労の蓄積 精神的なストレスで血行が悪くなると、首や肩周りのコリが強くなることがあります。

  4. 冷えによる血行不良 空調が効きすぎた環境に長時間いると、筋肉が冷えて血液の循環が悪くなり、肩こりが起きやすくなります。

  5. 噛み合わせや顎関節の問題 歯ぎしりや噛み合わせの不調で、首や肩の筋肉に余計な力が入る場合も、肩こりの原因の一つとなります。



肩こりと似た症状の疾患との違い

肩こりの痛みと似た症状が出る疾患も存在します。放置すると悪化する可能性があるため、下記の疾患との違いを知っておきましょう。

  1. 頸椎椎間板ヘルニア特徴

    • 椎間板が突出し、神経を圧迫

    • 首〜腕にかけての痛みやしびれを伴う場合が多い

    • 単なる筋肉のコリではなく、神経症状(しびれ、力が入りにくいなど)が強く出ることがある

    • MRIで椎間板の突出が確認される

  2. 頸椎症特徴

    • 加齢や姿勢不良による頸椎(首の骨)の変性

    • 首の可動域が狭まったり、慢性的な痛みが生じる

    • 長期的・慢性的に症状が進行し、首自体に強い痛みや動かしづらさがある

    • レントゲンなどで頸椎の変形が確認される

  3. 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)特徴

    • 40〜50代を中心に、肩関節まわりの炎症で痛みや可動域制限が起こる

    • 腕が上がらない、服の脱ぎ着がつらい

    • 肩の関節そのものの動きが制限され、日常の動作に支障が出る

    • 動かすと鋭い痛みが走るケースもある



肩こりを放置するとどうなる?

  1. 痛みやだるさが慢性化する 筋肉の緊張が続くと、コリやハリが慢性化し、回復しにくい状態に陥ります。

  2. 頭痛や吐き気などの症状を引き起こす 血流の低下により、首・後頭部付近の神経を刺激して頭痛が起こる場合があります。

  3. 姿勢の乱れが悪化する 肩こりを放置すると、猫背が進行し、肩甲骨や背骨に余計な負担がかかります。



整骨院での肩こり施術とは?

肩こりの改善には、原因となる筋肉・骨格のバランスを整え、血行を促進する施術が効果的です。

◼︎整骨院(当院)での施術の流れ

  1. 問診・検査

    • いつから痛みやコリがあるのか、日常の姿勢や生活習慣を確認

    • 肩・首まわりの可動域や筋肉の状態をチェックし、原因を特定

  2. 施術

    • 筋肉の緊張緩和を目的とした手技療法(マッサージ、ストレッチなど)

    • 頸椎や肩甲骨、背骨などのアライメント(配列)調整で骨格のバランスを整える

    • 必要に応じて物理療法(電気、超音波など)を組み合わせ、血行促進や痛みの軽減をサポート

  3. 生活習慣・セルフケアの指導

    • 正しい姿勢やデスクワークでの環境調整(椅子や机の高さ)のアドバイス

    • ストレッチや軽い運動で筋肉の柔軟性を維持する方法をレクチャー

  4. 再発予防・筋力強化のトレーニング指導

    • 肩甲骨まわりや体幹の筋力強化を目的としたエクササイズを提案

    • 姿勢維持に必要な筋肉を鍛えて、コリにくい体づくりをサポート

当院では、肩こりの原因を根本から改善し、再発を防ぐためのアプローチに力を入れています。つらい肩こりが続いている方は早めにご相談ください。



自宅や職場でできる肩こりのセルフケア

  1. 温める 肩や首周りを蒸しタオルや入浴で温めると、筋肉の血行が良くなりコリがほぐれやすくなります。

  2. ストレッチで柔軟性アップ

    • 首を左右に倒したり、肩甲骨をゆっくり回すストレッチ

    • 反動をつけず、呼吸を意識しながらゆっくり行うのがポイント

  3. 正しい姿勢を意識する

    • デスクワーク時は、背筋を伸ばし、モニターの高さを目線の位置に合わせる

    • スマホを見るときは、顔を下に向けすぎず、できるだけ目線を下げすぎない工夫を

  4. 適度に休憩・軽い運動を取り入れる

    • 長時間同じ姿勢で作業しないよう、1時間おきに立ち上がって体をほぐす

    • 軽い体操やウォーキングで筋肉のポンプ作用を高め、血行を促進

  5. 生活習慣の改善

    • ストレスを溜めすぎないように、質の良い睡眠や適度な運動を心がける

    • 冷え性の場合は、首回りを温める服装やマフラーで防寒対策をする



まとめ

肩こりは、多くの現代人が抱える悩みですが、原因をしっかりと把握し、正しいセルフケアと専門的な施術を受けることで改善・予防が可能です。

「首から肩にかけていつも重だるい」「頭痛まで起こるほど肩が凝る」とお困りの方は、放置せずに整骨院で専門家の診断と施術を受けてみてください。


当院では、一人ひとりの生活環境や体の状態に合わせて、痛みの根本原因にアプローチいたします。肩こりでお悩みの方は、千鳥町鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。


 
 
 

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